私がリーダーとして率いるチームは、田中くんも含めて4名。コンビニ各社のホットスナックの紙袋や、お弁当の容器を担当する営業チームです。
あまり大きな声で言うわけにはいきませんが、いまや全国的に広まっているとある袋も、実は福助工業が最初に開発したものだったりするんですよ。シェアNo.1のものも多くあります。
一度売ったら終わりと思われがちな包材ですが、フードロス問題に貢献するため賞味期限や消費期限を延ばす工夫や、より麺が乾きにくい容器にしてほしいなどの依頼を受けて、何度もリニューアルしています。その上で、美味しく見えるデザインも重要ですし、コストも上げるわけにいきません。SDGsを意識した環境対策も必要など、常に進化を続けているんです。
さらに私たち営業は、時代を先読みして動く必要もあります。コロナウイルスが流行したことで、宅配の需要が高まると予想し「中身が崩れにくい容器」を開発したり、プラスチックスプーンの有料化の話が出たら「ワンハンドで食べられるパッケージ」を開発し始めたり。お客さんの話を直接聞けるからこそ、営業が大きな裁量を持っていて、次に求められるものは何かを考え企画し続けています。