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PERSON

髙橋さんは、
先輩ママで、
生産管理の主任です。

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髙橋 貴見

工場業務

2004年、新卒入社。入社5年目と8年目の二度にわたる産休・育休を経験しながら、工場業務に従事。土居工場、関川工場、豊岡工場と異動を経て、現在は生産管理の主任を担当。生産性の向上と、資材の安定供給を使命に受け、営業、技術、工場の3者間をつなぐパイプ役として、工場生産の舵をとる。

次は私が、先輩ママです。

新卒で入社して気づけば18年。もうそんなになるのかと、自分でもちょっと驚きです。産休を2回経験して復職できたのは、周りのサポートがあってこそ。1人目の子を授かったのは入社5年目の頃でした。つわりが酷く、何度もお休みをいただいたり、復職後も子供が熱を出すたびに早退させてもらったり。子供が大きくなるまではどうしても周りには迷惑をかけてしまうもの。それでも、子育てとのバランスをとりながら仕事を続けてこられたのは、うちの会社に“働く母親としての先輩”がたくさんいたからなんです。業務の悩みはもちろん、子育ての大変さを理解してくれ、寄り添ってくださる先輩ママたちに支えられて、安心して子育てと仕事を両立することができました。うちの会社には、お互いの子供の面倒も見合う、家族みたいな温かさがあるんです。今は子ども2人も手がからなくなって、仕事に集中できる時間が戻ってきました。時短勤務から通常勤務へ切り替え、今度はいよいよ私が後輩ママを助けてあげる番。仕事だけの関係を超えてみんなで助け合う、温かい福助工業をつないでいきたいですね。

文系出身、二児の母。
ものづくりの領域へ挑戦。

工場業務と一言で言っても仕事はさまざまです。財務の管理を行う経理の仕事から、包装資材の原料となる素材を仕入れる仕事に、製造方法を企画する仕事まで。中でも私は、製造の進行を管理する生産管理を行なっています。もともと入社して以来ずっと事務の仕事に就いていました。けれど、2回目の復職を機に、せっかくものづくりの現場で働いているのだからと、自ら手を挙げて生産管理に移らせていただいたんです。素材の専門知識が求められる生産の現場は、理系出身の社員がほとんど。知識も経験も乏しい文系の私には、業務の流れを覚えるのもひと苦労でした。それが今や主任ですから。これも子育てをしながらチャレンジさせてもらえたり、自分の強みを活かしてくれたりする環境があったからだと思います。

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素材、技術、人、想い、
すべてをつないで信頼をつくる。

私が主任を務める豊岡工場は複合製品専用の工場です。特に紙とプラスチック素材を融合する複合製品を扱っています。最近では脱プラスチックの需要も高まっていて、環境にやさしい素材や新しい包装方法をご希望されるお客様も増えてきました。過去事例のない製品をつくる際には、作業工程で何かとトラブルが起きがち。スムーズな製造のために各方面の関係者の気持ちを汲み取り、トラブルを未然に防ぐことが生産管理の醍醐味でもあります。さまざまな素材や技術を組み合わせるように、部門と部門、人と人をつないでいく。その先に、“包む”の新しい可能性が広がっているんです。母親になって想うことがあります。それは、包装という役割がいかに人々の健やかな生活や、暮らしの安心を守っているか。口に入れるもの、肌に触れるもの、その安全性が保たれていることの幸せ。そうした信頼をつくるために、一つひとつ丁寧に想いをつなげていくことが私たち福助工業の使命なのかもしれません。

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PERSON

福助工業のひと

まったく同じ社員がいないように、福助工業での働き方は人それぞれです。福助工業で働くとはどういうことなのか。社員たちの目線から感じてみてください。